自称クソ人間からの脱出【その3】

　帰省をしていたら随分と間が空いてしまった。帰省中は魚介とか肉とか寿司とかおいしいものをたらふく食べていたので帰省から戻ったら食事が味気なくて泣けてくる。しかし、自炊をすると決めたのだからと気張って一応ブログを書き忘れている間も自炊をしていた。作った食べ物をとりあえず覚えているだけ列挙していく。

〈つくったもの〉

・オムライス

・カレーライス

・カレー用の牛肉焼いたやつ

・じゃがいもとにんじんのスナック的ななにか

　実際に挙げてみたらぜんっぜん作っていなかった。悲しい。このなかで個人的に感動したのは4つ目の料理(？)である。カレーを作って余ったじゃがいもとにんじんを細く切って油をひいたフライパンでうぇーい！って炒めて塩コショウでバーッと味付けしただけの料理だが、思った以上にスナック菓子的なものになっておいしかった。しばらくしたら遠出をすることを思い出し、冷蔵庫の中身を使い果たそうとしただけであるが、案外また作ってみたいものが出来上がって思わぬ収穫、といった感じである。是非お試しあれ。3つ目の料理は相変わらずお肉のお供である焼き肉のたれを使ったので特に問題ない味だった。

　それにしてもこんな夏場にカレーライスを作ってしまったのは失敗だったのではないかという気持ちが拭い去れない。特別飽きるということはないが食中毒だけが猛烈に心配になってきている。食中毒になったら自分で自分を盛大に笑うことにしよう。食中毒になったらきっと笑っている場合じゃない状態なんだろうけれど……。

　話は変わるが、最近、見た夢をスマホのメモ帳にざっくりメモすることにハマっている。こんなクソオタクが見る夢なんて全く中身がない現実とは程遠いものばかりだが、先日見た夢は違った。なんと、冷蔵庫ににんじんとじゃがいもとお肉があるから、片栗粉等々を買ってあんかけ野菜炒め(？)的な料理をつくろう！とスーパーで買い物をしている、という夢である。普段の自分からしたらなんと家庭的な夢を見たことか。結局今の自分ではあんかけのあんを作る技能がないため上記のようなものしか作れなかったが、いずれあんかけにも挑戦しようかな……。その前にオムライスの卵を上手く焼けるようになりたいので、カレーの日々が終わったらオムライスの日々になってしまうかもしれない。こんな毎日でも少しわくわくするようになったのは成長なのだろうか？いつか他人にふるまえる料理が作れるようになりたい。